独学で勉強/フランス語講座F10

現地生活・注意点

フランスでワクチンを接種する方法

フランスで暮らしていると、ワクチン接種が必要になってくることもあるでしょう。

今回はフランスでワクチンを接種する方法を覗いてみましょう。

ワクチンはもう打った?

今日の花子さんは、マリーさんにワクチン接種について質問しているようです。

会話

Hanako: Est-ce que tu es déjà vaccinée contre la COVID?

コロナウイルスのワクチンはもう打った?

Marie: Pas encore. Mais j’ai déjà pris un rendez-vous pour la vaccination.

まだよ。でもワクチン注射の予約はもうしたわ。

Hanako: Chez un médecin ou au vaccinodrome? 

お医者さん?それともワクチン接種会場?

Marie: C’est au vaccinodrome.

ワクチン接種会場よ。

Hanako: Ce n’est pas compliqué de prendre un rendez-vous au vaccinodrome?

ワクチン接種会場の予約を取るのって、面倒じゃない?

Marie: Non, pas du tout. Tu peux le faire sur le site internet.

いいえ、全然。インターネットのサイトで出来るわよ。

Hanako: Ah bon? Comme se faire vacciner en France est un peu embêtant, je pensais que c’est la même chose pour la COVID.

そうなの?フランスでワクチンを打つのって面倒くさいから、コロナウイルスのも同じだと思ってたわ。

Marie: Il est très simplifié pour ça. Tu peux le faire aussi à la pharmacie, si tu veux. 

これに関してはとても簡潔化されているのよ。その方が良ければ、薬局でも打てるしね。

Il est ouvert à toutes les personnes de plus de dix-huit ans sans comorbilité.

併存症の有無にかかわらず、18歳以上は摂取できるのよ。

ポイント

vacciné(e)

フランス語で「ワクチン」は「vaccin」。「vacciné(e)」は「ワクチンを接種した」、「vaccination」は「ワクチン注射」の意味です。

「ワクチンを注射する」は「vacciner」ですが、これは他動詞のため「A vaccine B」というと「AがBにワクチンを注射する」という意味になります。

そのため「ワクチンを受ける(注射してもらう)」といいたい時には「se faire vacciner」という必要があります。

Un médecin vaccine son patient.

医者は患者にワクチンを打つ。

Je voudrais me faire vacciner.

私はワクチンを受けたい。

vaccinodrome

vaccinodrome」は「ワクチン摂取会場」のこと。「vaccino」は接頭語で「ワクチン」、「drome」は「何かをする場所」の意味なので、「ワクチンをする(打つ・摂取する)場所=ワクチン接種会場」となります。

drome」そもそもは古代ギリシャ語で「走ること」を意味する単語です。そこから「vélodrome 競輪場」「hippodrome 競馬場」のような走ることに関するスポーツの会場に使われるようになりました。

そこからまた意味が広がって、ワクチン接種のような「何かをする場所」にも使われるようになったようです。

 comorbilité

comorbilité」は「合併症/併存症」のこと。コロナウイルス関連のニュースなどでよく耳にする単語です。

その場合に「personne avec comorbilité」というと「コロナウイルスに感染することによって重症化する危険の高い疾患がある人」という意味になります。

フランスのワクチン接種方法

医者に行くのは二回

フランスで「vaccin」を受けたいと思ったときは、一般的には「médecin traitant かかりつけ医」に二回行く必要があります。

一度目は「vaccin」の処方箋を貰いに行き、それを持って「pharlacie 薬局」に「vaccin」を買いに行きます。

二度目は買った「vaccin」を持って、「se faire vacciner」ワクチンを打ってもらいに行くのです。

médecin traitant」は「vaccin」を常備していませんし、処方箋がないと「vaccin」を買うこともできないため、面倒でも二度も足を運ぶ必要があるのです。

インフルエンザの場合

grippe インフルエンザ」の場合は、手順が簡略化されています。

65歳以上など重症化のリスクが高い人には「vaccin」の引換券が送られてきます。それを持って薬局に行けばその場でワクチン接種も可能です。

それ以外の人も「grippe」の場合は処方箋なしで「vaccin」を購入できるので、「médecin traitant」に行くのは実際に打ってもらう時の一度で済みます。

grippe」は毎年のことなので、面倒ではありますが、一度済むと思えば受けやすくなりますね。

COVID19のワクチン接種方法

フランスでは2021年5月31日より18歳以上なら誰でも「vaccin」接種が可能になりました。

接種場所は「médecin」「vaccinodrome」「pharlacie」のいずれか。インターネットサイトで簡単に予約を取ることができます。

必要なのは「carte vital 健康保険証」と「carte d’identité 身分証明書」のみ。他のケースと違い「vaccin」を自分で用意する必要もありません。

まとめ

フランスの「vaccin」接種方法をご紹介しました。コロナウイルスに関わらず、フランスでも必要な「vaccin」の打ち方を覚えておくと、安心して生活できそうですね。

※2021年5月の情報です。

フランス語教室F10エフテン室

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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