フランスグルメ・食文化

フランスのフォアグラの種類

フランスの年末の食卓に欠かせないのがフォアグラ。様々なフォアグラがスーパーにズラリと並ぶのはなかなかの壮観ですが、種類がありすぎて何を選んでいいのか悩んでしまいます。

今回はフランスのスーパーに並ぶフォアグラの種類について覗いてみましょう。

クリスマスにはフォアグラ!

今日の花子さんはマリーさんにクリスマスのメニューを尋ねているようです。

会話

Hanako : Qu’est-ce que tu as mangé à Noël ?

クリスマスには何を食べたの?

Marie : Du saumon fumé et du foie gras comme entrée, et du chapon. Et toi ?

前菜にスモークサーモンとフォアグラでしょ、そしてシャポンよ。あなたは?

Hanako :  J’ai mangé aussi du saumon fumé.

私もスモークサーモンを食べたわ。

J’aimerais acheter du foie gras, mais j’ai du mal à choisir… pourquoi il y a autant de choix !?

フォアグラを買いたかったけど、選べなくて…どうしてあんなに選択肢があるの!?

Marie : Le foie gras entier, en morceau, et en mousse ?

混ぜ物ナシのフォアグラに、ブロックのフォアグラ入り、あとはムース?

Hanako : Il y a aussi au torchon, en bocal, en terrine, en boîte de conserve, et en médaillon…

布巾で包まれたのに、ビン入り、テリーヌに缶入り、輪切りになっているのとか…

Marie : Il y a plusieurs marques aussi.

それに様々なブランドがあるでしょ。

Hanako : Il y a tellement de choix et au rayon, il y a un peu de bousculade.

選択肢が多すぎるし、売り場ではちょっと押し合いもあるし。

Je n’ai pas pu choisir tranquillement, du coup, j’ai abandonné.

落ち着いて選べないから、フォアグラは諦めたわ。

フォアグラの種類

年末が近づいてくると、スーパーの冷蔵品売り場の目立つところに登場するのがフォアグラです。

フォアグラを家庭で食べる習慣のない日本人からすれば、値段もピンキリ、大きさも形もメーカもいろいろあって、どれを選べばいいのか悩んでしまうもの。

年に何度も食べるものでもありませんし、花子さんのように買うのを諦めてしまうなんてことにならないよう、フォアグラの名称を確認してみましょう。

原料によるフォアグラの呼び方

foie gras de canard

canard 鴨」のフォアグラです。

スーパーなどで売られているフォアグラのほとんどはこの「foie gras de canard」です。

foie gras d’oie

oie ガチョウ」のフォアグラです。

foie gras d’oie」は「foie gras de canard」よりも繊細な味わいで評価も高いのですが、その分お値段も高いのがネック。

そもそも普通のスーパーなどではお目にかからないので「foie gras d’oie」が欲しければ高級食材屋へ行くのが良さそうです。

フォアグラの割合による呼び方

foie gras entier

entier」は「全部の・完全な」ですが、「foie gras entier」というと「混ぜ物なしの100%フォアグラ」という意味になります。

(塩胡椒やマリネする酒類は除く)

生のブロックのフォアグラを塩胡椒などで下味をつけた後、別の材料を加えずに作ったフォアグラのことです。

100%のフォアグラなので、当然お値段は高くなります。

そして「poulet entier」というと「鶏一羽丸ごと」ですが、同じような表現でも「entier」の意味が違うので間違わないでくださいね。

foie gras en morceau

morceau」は「一片・(肉の)部分」という意味です。つまり「foie gras en morceau」は「フォアグラの塊入りのフォアグラ」ということ。

メインはムース状になったフォアグラで、そこに塊のフォアグラが混ぜられています。

mousse de foie gras 

mousse」は「ムース」、つまり「mousse de foie gras」は「フォアグラのムース」のことです。 

上記の「foie gras en morceau」との違いは「morceau」が入っているかどうか。「mousse」にするには混ぜ物が必要なので、当然その分安くなります。

フォアグラの入れ物による呼び方

foie gras au torchon

torchon」は「布巾」のことで、「foie gras au torchon」は「布巾に包まれて加熱されたフォアグラ」です。

この「foie gras au torchon」は「foie gras entier」、かつ冷蔵になるので、数あるフォアグラの中でも一番高いものの一つです。

foie gras en bocal

bocal」はジャムなどが入っている「広口ビン」のこと。こちらにも「foie gras entier」が使われています。

foie gras au torchon」と違い、しっかり加熱され長期保存が可能なので、その分お値段は控えめ。

またフォアグラから出てきた脂もビンの中に残っているため、その脂を料理に使うこともできますよ。

foie gras en terrine

terrine」は「テリーヌ」という名前の型を使って作られたお料理につけられるので「foie gras en terrine フォアグラのテリーヌ」の中身は様々です。

お惣菜売り場で欲しいだけ切り分けてもらってもらえるので、少人数の家庭には便利ですね。

スーパーのフォアグラ売り場にも、切り分けてパックになったものも売られています。

foie gras  en boîte de conserve

boîte de conserve」は「缶詰」のこと。あまり年末のフォアグラ売り場では見かけませんが、年中缶詰売り場に並んでいます。

中身は「foie gras en terrine」と同様にピンキリなので、「entier」なのか「mousse」なのかしっかり表示のチェックをしてくださいね。

常温で長期保存可能、「foie gras en bocal」よりも軽いので、フランスのお土産にもおすすめです。

médaillon de foie gras

médaillon」は「大きなメダル」の意味で、「médaillon de foie gras」は「大きなメダル型のフォアグラ」です。

レストランのメニューで見かける名称ですが、スーパーにも「médaillon de foie gras」は真空パックになって並んでいて、ちょっとだけ食べたい人に嬉しいサイズになっています。

こちらもフォアグラの形を指す名称なので、中身は「entier」であったり「mousse」だったりします。

まとめ

フランスのスーパーで見かけるフォアグラの種類をご紹介しました。

せっかくのフォアグラが思っていたものと違った…なんてならないよう、最低でも「entier」「morceau」「mousse」の3つの単語は押さえておきたいですね。

フランス語教室F10エフテン室

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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