フランスグルメ・食文化

フランスの豆腐

豆腐といえば日本や中国の食材ですが、実はフランスでも手軽に買うことができるようになってきました。

今回はそんなフランスの豆腐について覗いてみましょう。

フランスの豆腐はまずい?

スーパーで買った豆腐を食べたマリーさん、花子さんに感想を話しているようです。いったいどんな感想なのでしょうか?

会話

Marie : Est-ce que tu aimes le tofu ?

あなた、豆腐好きかしら?

Il me paraît que c’est de la nourriture japonaise…

日本の食べ物だと思うのだけど…

Hanako : Oui j’aime bien. Pourquoi ?

ええ、豆腐は好きよ。どうして?

Marie : Comme on dit que c’est une nourriture saine, j’ai voulu tester, et j’en ai acheté un paquet.

体にいい食べ物だっていうから、試してみたくて1箱買ってみたの。

Hanako : Et alors ?

それで?

Marie : Qu’est-ce que c’est fade et sec ! Je n’ai pas du tout aimé !

全然味がないしパサパサよ!全く好きになれないわ!

Hanako : Dis, tu n’as pas acheté du tofu marron et très dur, qui ne se vend pas au rayon frais?

ねえ、冷蔵コーナーで売っていない、茶色くてすごくかたい豆腐を買わなかった?

Marie : Oui, tout à fait.

ええ、その通りよ。

Hanako : Ça n’a rien à voir avec le tofu japonais.

その豆腐、日本のお豆腐とは別物よ。

Le tofu japonais est plus soyeux et goûteux.

日本の豆腐はもっと柔らかいし、味わい深いの。

Je te ferai goûter le tofu japonais à la prochaine fois, si tu veux.

良かったら今度、日本の豆腐を食べさせてあげるわ。

ポイント

fade

fade」は「まずい・味のない」という意味です。

フランス人に豆腐や薄味の和食を食べてもらうと、時々言われてしまう単語でもあります。

豆腐もしっかり味付けしないと「fade」といわれてしまう、典型的な食材といえるでしょう。

sec 

sec」は「乾いた」という意味。では「sec」な豆腐とはどんなものかというと、水分が少なくパサパサ・もそもそな豆腐の事を指します。

フランスで豆腐を買うには

以前のフランスでは、豆腐はパリなどの大都会の日本食材店や中華食材店で買うしかありませんでした。

ところが近年では、健康志向の人やベジタリアン・ビーガンの増加のおかげか、フランスでも豆腐を扱うお店がどんどんと増えています。

オーガニック食材を扱うお店をはじめ、なんと普通のスーパーでも豆腐が売られるように!

フランスでも「Tofu」は愛され食材になりつつあるのです。

フランスの豆腐の種類

フランスには木綿や絹ごし以外にも、日本で見かけないタイプの豆腐や、味わいのものも販売されています。

【tofu nature

tofu nature」は「木綿豆腐」のこと。「nature」は「なにも加えない」という意味です。

【tofu soyeux

tofu soyeux」は「絹ごし豆腐」もしくは「充填豆腐」のこと。フランスの「 tofu soyeux」はほぼ充填豆腐が占めています。

soyeux」は「絹のような」という意味で「soie 絹」から発生した単語ですね。

まるで絹のような舌触りの豆腐、ということで、日本語の「絹ごし豆腐」と簡単に結びつきます。

tofu fumé

fumé」の名の通り燻製された豆腐です。

filet de tofu

filet」は「ヒレ肉・(三枚におろした魚の)切り身」ですが、「filet de tofu」は薄切りにした豆腐のこと。

見た目は茶色く厚揚げに似ていますが、揚げてあるわけではなく、味が付いたタイプの豆腐です。

tofu haché

haché 刻んだ」の言葉の通り、肉のミンチのように細かく刻まれた豆腐のことです。

日本とフランスの豆腐の違い

日本食材屋へ行けば日本と同じような豆腐が手に入りますが、ここではフランスのスーパー等で買える「tofu」と日本の豆腐の違いを見てみましょう。

フランスの豆腐は固い

びっくりするくらい固いのが「tofu nature」です。

しかも会話中で花子さんが言っているように、全体的に茶色なので、知らないと豆腐とは思えない外見をしています。

この茶色い豆腐は、味も大豆の味は感じられず、日本の木綿豆腐を想像して購入してしまうと、とんでもなくがっかりすることでしょう。

茶色い豆腐=固いと思っておくのが正解です。

メーカーによっては白くて比較的柔らかい「tofu nature」も販売しているので、探してみてくださいね。

【常温コーナーの豆腐に注意】

フランスには、常温コーナーで売られている豆腐があり、それは茶色くて固い「sec」な豆腐です。

味の好みは人それぞれですが、一般的な日本の豆腐を好む人には、購入を避けることをお勧めします。

フランスの豆腐は柔らかい

tofu nature」とは反対に「tofu soyeux」は日本の絹ごし豆腐と比べ、柔らかめのものがほとんどです。

しかも充填豆腐タイプなので、パックから外すのにも一苦労…。形を崩さずきれいに出すのは至難の業なのです。

フランスの豆腐は味付きが多い

フランス人は豆腐といえど、醤油と薬味で冷ややっこ、といった食べ方はしません。

キューブ型に切ってサラダに入れたり、焼いてそのまま食べたり。そのため、様々なハーブ入りや味付きの豆腐が発売されています。

またお肉の代用品として、豆腐ハンバーグや豆腐団子もバリエーションがあり、これらは豆腐という概念から離れて味わう方がいいかもしれません。

まとめ

フランスでも手軽に豆腐が手に入るようになったのは、味や触感の違いはともあれ、和食を愛する日本人には嬉しいことです。

ただ、スーパーの固い豆腐を食べて、豆腐はまずいものと思っているフランス人も少なくありません。

そんな時はぜひフランス語を駆使して、日本の豆腐の美味しさを伝えてみてくださいね。

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