フランスグルメ・食文化

フランスのB級グルメ:ムール・フリット

フランス人に人気のムール・フリットは、ぜひ日本からの旅行者にも試してほしいメニューです。

お値段も手ごろで、しかも楽しい!今回はそんなムール・フリットについて覗いてみましょう。

ムール・フリットを家庭で

スーパーに買い物に来ている花子さんとマリーさん、夕飯メニューの相談をしているようです。

会話

Hanako : Qu’est-ce que tu prépares ce soir ?

あなた、今晩は何を作るの?

Je suis en panne d’idée.

アイデアが浮かばないのよね。

Marie : Chez nous, ce sera des moules frites.

我が家はムール・フリットよ。

Hanako : Ah, ça fait longtemps que je n’en ai pas mangés.

ああ、しばらく食べてないわ。

Je peux t’imiter ?

真似していいかしら?

Marie : Bien sûr ! Regarde, il y a des barquettes de moules en promotion.

もちろん!見て、プロモーションのトレイ入りムール貝があるわ。

Hanako : Qu’est-ce qu’il faut acheter d’autre ?

後は何を買えばいいかしら?

Marie : Un peu d’oignon, d’ail, de persil, et une bouteille de vin blanc !

玉ねぎとニンニクとパセリを少し、それに白ワインを1本!

Hanako : il ne faut pas oublier des pommes de terre aussi !

 ジャガイモも忘れちゃだめよ!

ポイント

Je suis en panne d’idée

panne」は「故障」という意味。「être en panne de ~」で「~がない」という意味になります。

idée」は「アイデア」なので「Je suis en panne d’idée」は「アイデアが浮かばない」となります。

barquette

barquette」は食料品売り場でよく見かける「使い捨ての容器」のこと。

魚や肉が入れられているような蓋のない発泡スチロールのものや、お惣菜が入れられているるような透明で蓋つきのものなど、形は様々です。

ムール・フリットとは

無事に夕飯のメニューが決まった花子さんですが、ところでムール・フリットとはいったいどんな料理なのでしょうか?

moules frites

  • moule ムール貝
  • frites フライドポテト

moules frites」とは「ムール貝とフライドポテト」を指すメニューの名前です。

ムール貝を白ワインで蒸し煮にした料理で、フライドポテトがセットになっています。

frit(e)」は形容詞で「フライにした」という意味もありますが、この場合の「frites」は名詞で「フライドポテト」のこと。「moules」をフライにしたものではありません。

【複数形のsを忘れずに】

この料理の場合は「moule」と「frite」のどちらにも複数形の「s」が付くのがポイントです。

そもそもフライドポテトを表す「frites」には「s」が必須なのですが、これはフライドポテトというものは1本でなく沢山のフライドポテトがサービスされるものだから。

同様に「moules frites」での「moule」も1つではなく沢山の「moules」を頂くので複数形になっているというわけです。

フランスのB級グルメ

moules frites」はフランスの北西部の名物ですが、B級グルメとしてフランス全土で人気のメニューです。

日本でムール貝はあまり売られていない食材ですが、フランスでは気軽にスーパーで買うことのできる貝の1つで、お値段も手ごろなため家庭でも普通に食べられています。

もちろんレストランでも人気メニューの1つで、全国展開している「moules frites」専門レストランもあるほどです。

ムール・フリットは山盛りが基本形

moules frites」をレストランで注文すると一人分ずつ大きなお鍋に蓋をされた状態でサービスされ、始めて目にするととてもワクワクする光景です。

蓋を開けるとそこにはたっぷりのムール貝が!一人で食べきれるかなと心配になりますが、殻付きなので見た目より量は少ないのでご安心を。

そして「frites」はお店によってはお替りできることもあるので、足りない時は店員さんに聞いてみてくださいね。

味付けは様々

moules」の基本形は「moules marinière」と呼ばれるもので、玉ネギ・ニンニク・パセリを入れ、白ワインで蒸し煮にしたものです。味の雰囲気はアサリの酒蒸しといった感じでしょうか。

専門レストランではその他にもトマトやクリーム、チーズ入りなど様々な味付けが選べます。

好みの味を見つけるのも楽しいのですが、なんといっても山盛りの「moules」を食べるわけですから、濃い味付けの場合は途中でうんざりしてしまう危険もお忘れなく。

ムール・フリットの食べ方

moules frites」は気取って食べるものではありません。フォークやスプーンが用意されていますが、フランス人はみんな手で食べています。

蓋を開けたら、まず大きくて丈夫そうな「moule」を1つ手に取ります。その中の身は指でつまんで食べてしまいましょう。

その次からはその殻を親指と人差し指でつまみ、残りの「moules」をつまんで食べていきます。「moules」の殻はひっくり返した蓋にどんどん入れてくださいね。

底にたまっているスープもスプーンを使わずに、殻ですくって飲んでOKです。「frites」はそのまま食べたり、スープに浸して食べたりとお好みでどうぞ!

まとめ

moules」の旬は7月から春ごろまで。特に美味しいのは9~12月といわれています。

その時期にフランスに来たら、ぜひ「moules frites」を召し上がってみてください。

フランス人式に殻でつまんで食べていると「あなた、ちゃんとわかってるね~」と店員さんや周りの人がフレンドリーに話しかけてくれるかもしれませんよ。

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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