独学で勉強/フランス語講座F10

フランス人

フランス在住日仏カップルあるある・金銭関係

今回のフランス在住の日仏カップルあるあるは、日本とフランスの金銭感覚の違いやそれにまつわる問題を紹介します。

フランス人パートナーの考え方や感覚の違いに後でがっかりしないよう、フランスの現実を覗いてみましょう。

フランス人の平均給料は?

今日の花子さんはフランス人のお給料や生活レベルについて、マリーさんに質問をしているようです。

会話

Hanako: Tu sais combien est le salaire net moyen en France?

フランスの平均のお給料ってどのくらいか知ってる?

Marie: Je crois qu’il est autour de mille sept cents euros.

手取りで1700ユーロ辺りだったと思うわ。

Hanako: Il n’est pas très élevé. Je me demande comment vous faites pour vivre correctement.

そんなに高くないわよね。フランス人がどうやってまともに暮らしているのか疑問に思うわ。

Marie: C’est le salaire pour une personne. Une couple gagne donc trois mille euros et quelque.

これは一人分のお給料よ。カップルなら3000ユーロとちょっと稼ぐわね。

Hanako: C’est vrai qu’en France, il n’y a pas beaucoup de femme au foyer.

確かにフランスには専業主婦って少ないものね。

Mais avec trois mille euros, on peut bien s’en sortir?

でも3000ユーロで何とかなるのかしら?

Marie: S’il s ‘agit d’une grande ville comme Paris, c’est difficile. 

パリみたいな大きな街なら難しいでしょうね。

Mais on touche plus que des villes plus petites.

でも他のもっと小さな街よりも沢山稼ぐから。

Hanako: Je vois. En plus, vous ne dépensez ni pour la marque de luxe, ni pour les restaurants.

なるほどね。それにフランス人ってブランドものやレストランにお金を使わないものね。 

ポイント

net

net」は「はっきりした/正味の」という意味。文中では「salaire 給料」の金額について使われていますが、この場合は「実際に使用できる正味の給料=手取り」という意味です。

保険などが引かれる前の「額面の給料」には「brut 元のままの/総計の」を使って「salaire brut」といいます。

結婚で渡仏する前に知っておきたいお金の感覚

平均給料の額

2020年にINSEE(国立統計経済研究所)によって発表されたフランスの2016年の給料の*中央値は1,789€とのこと。1ユーロ130円計算だと232,570円ですね。

約23万円というとそれほど悪くないし、若い世代なら良いお給料ともいえますが、実際フランスで生活していると1ユーロは100円くらいの感覚です。なので、生活は月の手取り18万円くらいを想像すると良いでしょう。

しかもボーナスがない、あってもひと月分の手取り額がプラス、という程度なので、手取り年収は234万円位の感覚です。

少ないなと感じてしまいますが、これだけあればフランス人的には普通に稼いでいるということ。それを知らずに、フランス人の”平均は稼いでる”という言葉を信じて結婚すると、実際の金額を聞いてこんなに低いの!?とびっくりしてしまうことでしょう。

*文中で花子さんは「moyen 平均」と言っていますが、正しくは「median 中央値」の数字です。

共働きは必須

日本でも共働きは増えていますが、まだまだ専業主婦も多いですよね。

フランスにも専業主婦は居なくはありませんが、上記の一人当たりの給料を見てわかる通り、一人だけの収入で家族を養うのは簡単ではありません。

そのため結婚後に女性が働くかの選択の余地はなく、働くのが当たり前、働かないとまともな生活ができない、というのが現実です。

結婚のために日本から渡仏する場合は、語学学校にも行きたいししばらくは専業主婦で…と思いがちです。パートナーも働かなくていいよ、と言うかもしれませんね。

しかしいざ結婚生活を始めてみると、一馬力では生活が苦しく、あなたの貯金を食いつぶして生活することにもなりかねません。

最初は働かなくてもいいと言っていたパートナーも、早く働けとプレッシャーを与えてくるようになるのです。

財布は別々

フランスでは共働きが主なので財布は別々、必要経費を出し合うというカップルが多いようです。

あなたが専業主婦だとしても、パートナーが給料をすべて預けてくれて、小遣い制ということはありえません。

生活費は渡してくれるが、それ以外のお金はパートナーの好きに使うというパターンがほとんどでしょう。

結婚のために渡仏し、そのために無職だとしても、貯金があるならそこから生活費を出せというパターンもあるようです。

贅沢品への感覚の違い

日本人は特にお金持ちでなくても、ブランド物のカバンを持っていたり、記念日に高級レストランに行ったりしますよね。

ところがフランスでは、ブランド物や高級レストランは一部のお金持ちたちが利用するもので、自分たちには関係のないもの、という感覚が一般的です。

そんなものに無理してお金を使うより、長期バカンスにお金を使いたいと思うのですね(しかしフランス人のバカンスは自炊が基本で、優雅なバカンスではありません)。

キラキラしたフランスのイメージに憧れて渡仏すると、華やかなものから遠ざからざるを得ない生活にストレスが溜まっていくでしょう。

まとめ

結婚生活を送るうえでお金は重要です。特に結婚のために渡仏する場合は、フランス人の感覚が分かりにくいため、結婚してから悪い方にびっくりすることにもなりかねません。

お金関係は話し合いにくいものですが、渡仏を決める前にパートナーをしっかり話し合っておくことをおすすめします!

※2021年5月の情報です。

フランス語教室F10エフテン室

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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