フランスの日常生活

フランス人が事実婚を選ぶ理由とは②

一緒に暮らしていて子供も居るのに、「mariage 結婚」を選ばずに「 concubinage 事実婚」のままで居ることを選択するカップルも居るフランス、子供の苗字や親権がどうなっているのか気になります。

子供の苗字のつけ方

会話

事実婚をしているNicolasさんとMarieさんの間に、どうやら子供が出来たようです。

Marie Nicolas, j’ai quelque chose de très importante à te dire.

ニコラ、大切な話があるの。

Je suis enceinte  !!

妊娠したの !!

Nicolas Vraiment ? C’est super !!

ほんとに?すごい !!

C’est un garçon ou une fille ?

男の子?女の子?

Marie Ca, on ne peut pas encore savoir.

それはまだ分からないわよ。

Mais on peut commencer à réfléchir à son nom de famille.

でも子供の苗字を考えはじめないとね。

Je voudrais qu’il porte les deux noms de famille.

苗字を2つ付けたいわ。

Nicolas C’est bonne idée.

それはいいね。

Le mien et le tien, comme ça, on sait tout de suite que nous sommes leurs parents.

君のと僕の、こうすれば僕らが親だってすぐ分かるね。

単語

  • important (形容詞) 重要な
  • enceinte (形容詞) 妊娠している
  • garçon (男性名詞) 男の子
  • fille (女性名詞) 女の子
  • nom (男性名詞) 名前
  • famille (女性名詞) 家族
  • parents (名詞) 両親(男性複数形で)

ポイント

quelque chose à dire

何か言うこと

話の前置きに「 j’ai quelque chose à dire」と言う事もありますし「Quelque chose à dire」と言うと「何か言う事ある?」となります。

être enceinte  

妊娠している

être enceinte de mois」で「妊娠~ヶ月」です。

nom 

苗字

nom」だけでも苗字を表しますが「prénom (下の)名前」とはっきり区別したい時には「nom de famille」と言ったほうが良いでしょう。

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子供の苗字を選ぶ場合

・父親の苗字

・母親の苗字

・両親の苗字から1つずつ選んで、好きな順番で並べる

父親が「Dupont」、母親が「Martin」の場合を見てみましょう。この場合の苗字のつけ方は4つあります。

・Dupont (父親の苗字)

・Martin (母親の苗字)

・Dupont Martin (父親+母親)

・Martin Dupont (母親+父親)

ここまでは簡単ですね。では既に苗字を2つ持つ両親の子供はどうなるのでしょうか。父親が「Dupont Martin」、母親が「Simon Leroy」で例を見てみます。

・Dupont / Martin (父親の苗字の1つ)

・Simon / Leroy (母親の苗字の1つ)

・Dupont Martin (父親の苗字から2つ)

・Simon Leroy (母親の苗字から2つ)

・Dupont Simon (父親と母親から1つずつ)

この両親の様に共に2つの苗字を持つ場合、子供の苗字の選択肢は14にもなります。

上記では代表的な例を挙げましたが、「Martin Dupont」と片方の親の苗字を逆転させたり、もちろん「Simon Dupont」と母親の性を前にするのも可能です。

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子供の苗字を選ばない場合

・結婚している場合→父親の性

・結婚していない場合

①子供の生まれる前に父親が認知しなかった場合→母親の性

②子供の生まれる前、もしくは生まれた時に父親が認知した場合→父親の性

この様に結婚している場合でもフランスでは、子供が母親の苗字を名乗ることがあります。

事実婚を選んだカップルでも自分たちで話し合って、納得した上で子供の苗字を決められるんですね。

結婚した場合でも女性の苗字は変わりませんが「Madame+夫の名前」を使うことが日常生活では主流です。

以前は子供の苗字は父親のものになっていたので、事実婚では母親と子供の苗字が違ってしまいました。

ですので、子供が出来ると事実婚から結婚へと移行するカップルも多かったようです。

現在は母親と子供の苗字が違うという問題も、自分たちの選び方次第で解決できるので、子供が出来たから結婚するという選択をする必要を感じなくなっているようです。

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フランスの親権制度

フランスと日本の親権制度において、大きく違うのは結婚していない状態で「共同親権」か否かですよね。共同親権とはその名の通り、父親と母親が等しく子供の親権を有する状態です。

フランスでは事実婚や離婚後も、この子供に対する共同親権は維持されます。日本のように片親だけが (事実婚で両親が揃っていても) 親権を持つ状態とは全く違いますね。

事実婚で苗字の問題も無く、両親が等しく親権を保持できるのならば、結婚する必要が無いのも頷けます。

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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