今回はおいしい料理を楽しんだあとに「とてもおいしかった!」という気持ちを伝えるフランス語のいろいろな表現をご紹介します。
レッスンの内容
料理の褒め方
Claude に夕食に招待された Julie は、Claude の料理の腕前に感激しています。
Julie : Que l’on s’est bien régalé ce soir!
今夜は本当においしかった!
Je ne savais pas que tu étais bon cuisinier, Claude.
あなたが料理上手だったなんて知らなかったわ、クロード。
Claude : Merci. J’ai commencé à apprendre la cuisine quand j’étais petit.
ありがとう。子供のころに料理を覚えはじめたんだ。
Mon père aimais aussi cuisiner.
父がやっぱり料理好きでね。
Julie : Ton rosbif, il a été bien réussi.
あなたの作ったローストビーフ、大成功だったわね。
Claude : C’est vrai? Alors je suis content !
本当に?嬉しいな。
Julie : Oui, j’ai très bien mangé.
うん、すごくおいしかった。
Tiens! Peux-tu peux m’en donner la recette?
そうだ!レシピを教えてくれない?
- régaler bien …おいしく食べる
- Je ne savais pas que… …だとは知らなかった
- bon(ne) cuisinier(ère) …料理の上手な人
- apprendre la cuisine …料理を覚える
- cuisiner …料理をする
- rosbif …(m.)ローストビーフ
- être bien réussi(e) …大成功
- C’est vrai? …本当に?
- content (e) …嬉しい、よかった
- manger bien …おいしく食べる
- recette …(f.)レシピ
bon cuisinier
「bon cuisinier(ère)」というのは、ここではプロの料理人ではなく、料理の上手な人という意味です。
Sa femme est très bonne cuisinière.
彼の奥さんは料理の名人だ
bien manger
「bien manger」「bien régaler」は、「おいしく食べる」という意味の表現です。
おいしものを味わった後に「On a bien mangé (bien régalé). おいしかった!」のように使われます。
「On mange bien à ce restaurant.」といったら、「このレストランの料理はおいしい」という意味になります。
勿論「C’etait très bon! とてもおいしかった!」といってもOKです。
réussir
また、ちょっと手の込んだ料理について、よい出来だった、成功した、というニュアンスで「réussir」という動詞も使います。
料理のほかではケーキがこの動詞がよく使われる代表です。
Il est bel et bien réussi, ce gâteau.
このケーキは大成功だね
中性代名詞enの使い方
「Peux-tu m’en donner la recette?」の「en」は「de+名詞」の代わりをする中性代名詞。
ここでは「la recette de ton rosbif」の「de」以下の部分の代わりをしています。
「レシピを教えて」というのも覚えておきたい褒め言葉ですね。料理上手な人にこう言えば、きっと喜ばれるでしょう。